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トロムソの街


トロムソには2日滞在しましたが夕方まで自由行動だったので、ローカルのバスに乗って街まで20分、一人で散策しました。小さな町で1時間ぐらい散策してホテルに戻りここでもカップヌードルを昼に食べてから近くのスーパーに食料品を買いに出かけました。スーパーで日本語を話している声が聞こえたので行ってみるとけんちゃんという名前の6歳の男子でノルウエー人のお父さんと富山からきたおばあちゃんがいて、通訳をしていました。丁度フランスの孫と同じぐらいでなんとなく似ていて親近感がわき、お陰でわたしも助けてもらって買い物が出来ました。大きなスーパーで地元の人たちでいっぱいでした。とにかく物価が高い!食料品は16パーセント、その他は25パーセント税金がかかるので観光客の私には物が高すぎるのが最初の驚きでした。ミネラルウオーター500ミリリットルが300円から400円、缶ジュース374円、バナナ1本350円、レストランでビールを頼むと350ミリリットルが1200円、グラスワインが1445円うっかり毎日頼めないと思うことでした。ハンバーグセットで1200円(一番簡単なせっと)ちょっとした昼食も最低2000円はかかる。これが生まれたときから墓場まで国が面倒をみる福祉国家かと実感しました。しかも世界で一番暮らしやすい国に2年連続維持しているとか。。現地ガイドさんによると平均年収が630万円で4割が税金で約手取り30万円で1967年から総合課税方式を採用されているので、教育、医療、年金、失業手当などなどすべてその中からまかなえるらしい。育児休暇中も父親は80パーセント、母親は90パーセント1年間給料がでる仕組みが整っているとのこと。もしそれ以上育児がしたい場合でも3歳以下だったら一人につき4000クローネ、3歳以上は1000クローネ国から支給されるらしい。年金も67歳まで働けば平均20万円支給される。そしてこの国は原子力発電はなく、水力発電で全部まかなえるという、そして豊富な地下資源もまだまだ残っているという。こんな話しをきくと資源もなく借金も多い日本の現状を憂うばかりである。
by vanve1013 | 2010-03-25 16:33 |